忘年会シーズン等にやってくる!困ったお客様の心理と対処法

忘年会の酔っぱらいの接客どうすればいいねん

「忘年会シーズン」それはキャバ嬢にとって1年で一番ともいえる稼ぎ時。

ただ忘年会ならではの「ちょっと面倒だな」というお客様が増える時期でもあり、簡単に喜んではいられません。例えば態度が横柄な方、ケチな方、キャバ嬢に暴言を浴びせる方、手を上げる方、不潔な方、指名替えをする方…。挙げればキリが無いですが、こういったお客様への対応は難しく、キャバ嬢にとってはとても厄介な存在です。どの時期でも面倒なお客様というのはいらっしゃるものですが、忘年会は来店客数も増えるので面倒なお客様との遭遇率が多いと感じるかも。対処法を事前に予習して、本番に心が折れないようにしましょう。

目次

どうか来ませんように…キャバ嬢が思う忘年会シーズンの面倒なお客様

酔っぱらった中年サラリーマン

ハメを外して酔っぱらう

お酒を飲みすぎた結果、ハメを外してかなり酔っぱらってしまうお客様も。グダグダと愚痴や悪態をついたり、急に大きな声を出したり。大きな声は他のお客様のご迷惑にもなりますしとても面倒です。

二次会のノリでやってきた

忘年会後の2次会、3次会としてキャバクラが選ばれることは少なくありません。お店に来てもらえるのはありがたいのですが大声でしゃべったり、ゲラゲラ笑ったりと単純に騒ぎたいだけの居酒屋気分でこられるお客様もいます。そんなグループは自分たちのドリンクばかりでキャバ嬢には最初の1杯だけということも多いです。しかも、リピーターになることもほとんどなくあまり売り上げにならないお客様です。特に20代の社会人や大学生等のキャバクラに慣れていないお客様に多くみられます。

おさわりをしてくる

忘年会だからといつもより酔っ払っているお客様も多いので、おさわりをしてくる男性客が増える傾向に。キャバクラ=おさわりOKではないのにベタベタと触ってくる男性客には注意です。

説教してくる

一年の締めくくりだといって説教をしてくる男性客です。今年の反省点なら自分だけにしろ!と思いつつ、いえないのがツライですね。

暴言を吐いてくる

あるキャバ嬢はこんなお客様に出会ったそう。30~40代位のサラリーマンの団体のお客様で、席に着くなりキャストに次々と暴言を浴びせ、挙句の果てに、「ワキ見せろ!」等と言って詰め寄る始末。やんわり断っても、「つまんねぇな!チェンジー!」と暴れ出す。これにはさすがにスタッフも見るに見かねて、その方々にはお帰り頂いたそう。 お酒が入って気が大きくなり、日頃のストレスもあったのでしょうがいくらお客様とは言え、さすがにこういった行為は困りものです。キャバクラにも遊び方、飲み方のルールがありますよね。

忘年会シーズンでも怖くない!面倒な男性客の対処法

面倒なお客様は接客したくないのが本音ですが、お仕事なのでそうもいっていられません。お客様ごとに対応の仕方を見ていきましょう。

「ハメを外して酔っ払うお客様」の対処法

酔っ払いにも何種類かありますが基本的にこちらの話は聞いていないので、本気で相手にすることはありません。ただ「接客業」をしている身として顔に出すのはNG。いつも笑顔はキープしましょう。ナンバー入りするキャストも当たり前のようにしているこのテクニックなら、イライラも内に隠せてお客様にも良いイメージを印象づけられます。あまりに大きな声を出したり騒ぐお客様は、黒服スタッフが対応してくれるのでお任せしましょう。財布の紐が緩んでいるお客様が多いので、ちょっと高いお酒もオーダーしてくれるかも。プラスに考えて乗り切りましょう。

「おさわりをしてくるお客様」の対処法

たとえ酔っ払いとはいえ嫌な顔をするとお客様も不機嫌になってしまう可能性があります。可愛く叱るように回避しましょう。触ってきそうだなと感じたら「ダメだよ~♡」「コラ、だめでしょ?」と可愛く叱りつつ、手を握って挙げながらさりげなく元に戻しましょう。「ボーイに怒られるよ」と耳元でささやくのも効果大。ちらちらボーイを見ながらおさわりされている事をボーイに合図することも出来ます。

「説教してくるお客様」の対処法

悪態をついたり人に文句や説教をしてくるなどの「イジけている」お客様は色々とストレスが溜まっているのでしょう。相槌をうちながら話を聞いてあげるだけで、お客様にとって憂さ晴らしになっているはずです。話半分、ここは覚えておいたほうがいいなというポイントだけ聞いておけばOK。 もし意見を求められたらお客様の話を肯定しつつ、自分の意見や考えている事、夢などを話すと好印象。人情に厚いオジサマに気にいってもらえるかも。 他にも「飲んで忘れよう!」といってちょっと高いお酒をオーダーしたり、「歌って忘れよう!」といってカラオケに逃げるのもありですね。

暴言や見下してくるお客様の心理

男性は、日々のストレスが溜まっています。(女性もなんですけどね…笑)会社での事、家庭での事、きっと、色々な鬱憤が溜まっています。ですから、話を聞いてくれるキャバ嬢に対して、ついワガママになってしまうのです。そう考えると、「お客様って、子供みたい。」と思えてきませんか?日頃は我慢して他では言えない事を、キャバクラで言ってしまう。そして、キャバ嬢に嫌われる。何だか、可哀想に思えませんか? あまりに酷い場合は例外ですが、ちょっとしたワガママなら良いかなと思うようにしていると言っていた女の子がいました。

わたしはキャバクラのキャスト時代、ある女性アナウンサーの「マイメロ論」を知り、イヤな事を言われても、笑顔で流す事ができるようになりました。 そのアナウンサーは仕事などで不条理な場面に直面した時、「ひとつひとつ自主的に受け止めるには人生は長すぎる」 とし、「そんな時は『私はマイメロだよ~☆むずかしいことはよくわかんないしイチゴ食べたいでーす』って思う」のだそう。そうすれば、たいていのことはどうでもよくなるとのこと。 お客様の言動を、全て真剣に受け取る必要はないのです。いちいち真に受けていたら、キャストさんの身が持ちませんからね。ただ、お客様の意見が正しい時もあります。そういう時は、素直に聞く、勉強させて頂く、という姿勢を持つようにしましょう。

まとめ

ここまで書いたように忘年会シーズンに入ると面倒なお客様が増えますが、キャバ嬢の一番の稼げる時だという事も忘れてはいけません。お金を使うお客様が多いので、普段は中々稼げていない人でもこの時期なら絶好の稼ぐチャンスです。

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