【団体客多し】キャバクラの忘年会・新年会シーズンは一番稼ぎ時

12月から1月はクリスマス、忘年会、正月に新年会とイベント続き。特に忘年会、新年会のように『お酒』が絡むイベントはキャバクラも大盛り上がりの稼げる時期。売上50万円~100万円UPも夢ではありません! 忘年会や新年会でお客様をGETする方法、売上げをUPする方法をご紹介していきたいと思います。

目次

キャバクラの稼ぎ時はいつ?

キャバクラの稼ぎ時は12月と1月。 12月と1月はいつも自分を指名してくれるお客様をお店に呼ぶことも比較的簡単に出来る月ですし、フリーも増えるので自分を指名してくれるお客様をゲットしやすいんですよ。

反対にキャバクラは昔から‘にっぱち‘と呼ばれる2月と8月が閑散期です。 特に2月は、クリスマスから年始にかけてイベントがたくさんあるので、クリスマスプレゼント、飲み会、お年玉などでお客様がお金をたくさん使ってしまうことが閑散期を招く原因の1つとして挙げられています。

また、8月は長期の休みがあるので家族サービスをしたりどこかに出かけるため、キャバクラで使う時間もお金もないといった理由があるようです。もちろん、月やイベント関係なくキャバクラで癒されたいというお客様もたくさんいるので、すべての人がキャバクラから遠ざかってしまうというわけではありませんが、それでも全体的な売り上げは非常に悪いです。繁忙期の間に稼いでおいて、2月の閑散期を乗り越えられるようにしましょう。

繁忙期は待機なし!?繁忙期が忙しいわけとは

12月と1月の中でも、年末年始のキャバクラはとにかく忙しいです。いつもは待機席に座ってフリー客の来店を待っているようなお店やキャバ嬢も忙しくなると思いますよ。

その理由は団体のお客様。忘年会や新年会には1組20名や30名といった団体客がきます。しかし、お店には通常通りいつもの常連さんや指名客なども来店されます。大事な指名客ですしキャバ嬢が足りないからといって入店を断る事は、お店側にとってなるべくしたくありません。そうなると、団体さんには【マイナス営業】といって、お客様2人以上にキャバ嬢1人といった接客の仕方になります。

1人で2~3人のお客様を相手にしなければいけないので、話題を考えたり場の空気を読む労力がいつもより必要ですし、たくさんのお客様のグラスに目を行き届かせなければなりません。

また、1人のお客様だけ盛り上がるのもNG!せっかく女の子と喋りに来たのにつまらないな…なんて思われてしまいます。いつもの倍、周囲に気を配らないといけないので精神的にも体力的にもマイナス営業はなかなか大変なことなんです。

特に指名客を持たない新人キャバ嬢は、フリーの団体客相手が続きとても忙しい時期になることでしょう。でも、お店によっては年末年始の繁忙期はお給料UPしてくれるところもあります。お客様に好印象だと繁忙期が終わっても、リピーターとして指名客になってくれる可能性も大なので、団体のお客様を掴む事ができると安定した売上を維持する事が可能になってきます。売上が大きい場合が多い為、お店のスタッフにも好印象。お客様を回してもらえるチャンスが増えます。

団体のお客様を掴む方法

団体のお客様を掴むには、まずお客様を見分ける事が重要です。つまり、そのグループの中でどの方がトップの人物なのか、これを瞬時に見極める力が必要なのです。これは、雰囲気や周りの方の対応、言葉遣い等で判断する事ができます。また、お客様が身に着けている持ち物などもポイントです。 年配の方や社会的な地位があるような方の多くは、落ち着いた上品なキャストを好まれます。 日頃からつけ回し担当のスタッフと仲良くしておくと、自分から「あのお客様の横に着きたいです。」といった希望をそっと伝える事もできる為、とても有利になります。 お客様の席に着いたら、まずはお客様の全員に軽く挨拶をしましょう。必ず敬語を使うようにしましょう。タメ口を使っていると、どうしても下品な印象を持たれてしまいます。 そして、一人のお客様とだけずっと話すのではなく、なるべく皆さんとお話ができるように意識しましょう。こういった配慮ができると、気遣いができるキャストだと思って頂けますし、良い印象が残ります。 また、ドリンクは自分からねだらないほうがベター。お客様の方から「何か飲む?」と言われてから頼むようにしましょう。団体のお客様の場合、その日の予算が決まっている事や上司のおごりで来店していて気軽に注文できない場合もあるからです。 また団体客にはほかのキャストとの連携プレーも大事です。皆さんと上手く会話ができるように、普段から他のキャストと仲良くしておきましょう。他のキャストと仲が良くないと、会話が噛み合わなかったりしてしまいますし、そういった雰囲気はお客様にも伝わってしまいます。

年末年始の営業は?

年末年始の営業はお店によって違います。一般的には12月28日~1月3日ほどまではお休みするお店が多いようです。 ローカルな駅にある地域密着型のお店では年末のカウントダウンまで開店しているお店もありますよ。また、年末は営業時間を長くして売上UPを狙うお店もあります。自分のお店がどういった営業スタイルなのかチェックしておきましょう。

年末年始が稼げる4つの理由

①1人辺りの単価の売上が大きく変わる

忘年会や新年会では、いつもは1人でお店に来ていたお客様も、会社の人を連れて来たり友達と一緒にキャバクラに行ったりと複数で行動することが多くなります

ここでのポイントは、キャバクラ嬢は指名をされたらそのテーブルのすべての売上が自分のものになるということ。

1人1万円という単純計算にすると、自分を指名してくれるお客様が1人でお店に来ていれば売り上げは1万円ですが、5人連れてくれば5万円、10人連れてくれば10万円にもなるのです。

接待でキャバクラを使用する人たちは万が一でも取引先の相手に失礼なことがあってはいけないので、前もってお店とキャバ嬢を下調べします。接待をする方に気に入られれば、色々な枝(指名客の連れのお客様)を連れて来店してくれるので自然と売り上げもUP。

繁忙期前の10月ごろからこのことを視野にいれておいて粗相のないようにしましょう!

②ちょっと寄ってみようという気持ちにさせる

クリスマス付近や年末の寒さに寂しさを感じる人は大勢います。普段なら営業メールを見ても「営業か」としか思わず乗ってこない人も年末はなぜだか人恋しくなるようです。 また、日本人の良いところとして≪新年の挨拶周り≫というものがありますね。「去年たくさんメールをくれたけど相手できなかったから悪いな」「去年は忘年会あたりで迷惑かけたからお礼もかねて挨拶に行っておこう」という気になってくれるお客様が大勢いるので1月もなかなかの忙しさを見せます。

③フリー客が増える

普段はキャバクラに来ないような人も友達や会社の人に連れられてキャバクラに訪れる機会が増えます。お店はその分忙しくなりますが、フリーのお客様が来てくれればそれだけ指名をもらえるチャンスも増えるということ。忙しくてもおざなりにならず、疲れをみせないで頑張りましょう。「場内指名」をしてもらえると指名バックも入り更に稼げます。

場内指名とは

場内指名とはフリーとして来店されたお客様が、お気に入りのキャバ嬢が見つかった場合にする指名の事。フリーでご来店のお客様には3人のキャバ嬢が時間ごとに入れ替わるシステムになっています。ですが、交代せずにこのまま席にいてといわれたり、3人の接客が終わった後に延長で指名されたりすると「場内指名」された事になります。

④団体でこられたフリーのお客様だから…

社会人の忘年会や新年会の場合、支払いは会社として一括で払うことがほとんど。キャバクラでも同じで「上司のおごり」で来店されるお客様がほとんどです。

そうなると「人のお金だから指名はできないよ」という方と「人のお金だからこそ好きなようにする」という2つのタイプに分かれます。

「人のお金だから指名ができない」という方の場合

無理強いは禁物。今回はがっつかずに「じゃあ今度来るとき指名して」と名刺を渡しましょう。「この前は悪かったね」と、後日指名してもらえる可能性があります。

「人のお金だから好きなように」というタイプの方の場合

「場内指名」をしてくれる場合が多いのでチャンスです。場内指名をもらえれば指名バックがもらえますし、今後指名客になってくれる可能性大!番号を交換、連絡を取り合っていればまた近いうちに来てくれるかもしれません。

忘年会・新年会などだけ限定で飲み歩くという方の場合

無駄な駆け引きを求めておらず、1年間でこの時期だけ楽しみたいと思っている傾向にあるので無駄な駆け引きはせず率直に「次指名ください!」という子が後腐れなくて好まれる傾向にあるようです。

フリー客にまたお店に来てもらう方法

忘年会、新年会シーズンはフリーや新規のお客様が一番多い時期。このお客様を今後の指名に繋げないと「ただ忙しかっただけ」の年末年始になってしまいます。営業方法と接客方法をいつもと少し変えて、お客様からの指名を狙いましょう。

営業方法1.連絡はこまめにとっておく

お客様と密に連絡をとるようにしましょう。相手がマメな方なら「おはよう。今日も頑張ってね」のメールやLINEから「今家に着きました、おやすみなさい」までを1日5~6往復のやりとりが望ましいです。

長電話をしてしまうと、直接会ったときの新鮮味や話題がなくなってしまうのでなるべく控えてくださいね。毎日メールをしていればお客様はあなたのことを考える時間が長くなって自然とお店に足が向くようになるはずです。

また、家庭があるお客様やあまり連絡が好きではないお客様に頻繁なコンタクトはNG。どのくらいのペースでメールやLINEをしてもいいか最初に聞いておくと安心ですね。

営業方法2.店外はしない

年末年始に来るお客様はキャバクラに慣れていない人が多いです。そのため「お店じゃなくてプライベートで会おうよ」と悪気なく誘ってくる人が大勢います。「もしかしたら指名がもらえるかも!」と、この誘いに乗ってしまうキャバ嬢もいます。

これがプラスに働く時もありますが、年末年始には絶対といっていいほど店外はNG!プライベートでいつでも会えるキャバ嬢だと思われればお店に来てくれる可能性は低くなります。

それどころか、もしお店に来ても指名してくれる可能性はほぼゼロでしょう。かといって「お店以外では会えない」と要求を突っぱねてしまうとお客様も他の子を探してしまうので「年末年始はお店が忙しいからお店で会いましょう。2月以降ならたくさん予定を開けるから!」と相手を期待させるのがベストです。

接客方法3.上品に

ノリが良いのと下品の境界線は非常に難しいのですが、基本的にエリート意識の強いサラリーマンは下品な女性を好みません。盛り上げることは大切ですが気品を落とさないようにしましょう。

  • 敬語を使う
  • なるべくゆっくり動いて気品を出す
  • 胸元を隠したらロングスカート、足を出すなら胸元の露出は控える
  • 背筋を伸ばす
  • よく笑う

この5つを意識するだけでもだいぶ変わるので実践してみてくださいね。

終わりに

忘年会・新年会時期は非常に忙しいですが、「めんどくさいな」と思わずに「お客様をゲットするチャンスだ」とプラス思考で挑むようにすると良いですよ。普段よりも簡単にお店に来てもらえるので、少し意欲的になれば売り上げUPも夢ではありません。忘年会・新年会時期は積極的にお店に出勤するようにするとお得ですよ!

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