日差し・汗・湿気…夏の暑さは働く日本人共通の大敵です。特にキャバクラをよく利用する働き盛りのサラリーマンにとっては、汗だくで頑張った仕事終わりに冷房のよく効いた店内で綺麗な女性に囲まれていただくお酒と時間は格別のご褒美です。 でも…そこで働くキャバ嬢たちにとっては問題がたくさんあるんです。
キャバ嬢の制服は基本的にどのお店でもドレスです。ノースリーブで胸元や背中の大きく開いたものかつ、ミニスカにピンヒール。お店によってはスーツはNGどころかストールやボレロもダメなんてところも存在します。 でも、店内はお酒の入ったお客様やスーツのボーイに合わせて冷房はガンガン…。 こんな環境で体調を崩すなという方が無理な話です。
キャバクラというお仕事を選ぶ女性のほとんどがその時給の高さ「高収入」な点に惹かれてきています。この高収入を維持するためには、固定の時給の他に“ドリンクバック”を稼ぐのが定石です。 キャバ嬢の時給はだいたい3,000円〜6、7000円。そこに+@ドリンク1杯につき数百円といったインセンティブが加わります。お酒の強い嬢になるとドリンクバックだけで月に数十万稼ぐという強者もいるくらいです。 ですが、ただでさえ冷えた店内で毎日何杯も冷たい飲み物を口にすれば、肝臓がやられるまえに胃腸が瀕死状態になるでしょう。
夏のキャバクラ店環境の問題は、店内やサービスだけにとどまりません。特にこの時期はお客様の汗とニオイがたまりません…。一日外回りをしてきたスーツの男性ともなると大量の汗に染み付いたタバコや汗臭や加齢臭で、思わず鼻をつまんでしまうレベル…。 とはいえ、客商売なので口が裂けても指摘なんてできません。
次は、冷房・冷え対策についてお話したいと思います。
どんなに冷えようと体調を崩そうと、なりふり構わず稼ぎたい!というキャバ嬢も少なからずいるでしょう。特に大学生ともなれば働ける時間も曜日も限られるため、他に親からの仕送りなど収入のない大学生キャバ嬢ともなると、数少ない週数回の出勤で不利なスタートを切りたくないという方も多いのではないのでしょうか?
また、親に内緒で働いているために短時間・短期でしか稼げないという方も同じでしょう。 そんなキャバ嬢たちの中には露出度をあげて安易にお客様をつけたい、という意見も少なくありません。でも、身体を壊してしまっては元も子もありません。お客様を上手く転がしながら、冷房対策もしつつお給料もUPしてしまいましょう!
そのためによく使われるテクニックとしては
お店によってはドリンクだけでなくフードでもインセンティブが付くので、ガンガン活用しちゃいましょう。また、このテクニックはお酒が飲めないキャバ嬢にもおすすめです。
飲めないキャバ嬢には難しいテクニックですが、適度なアルコールは身体を温めてくれます。ただし、稼ぎのためにと飲み過ぎては接客に専念できませんのでご注意ください。 また、お酒に限らずドリンクをおねだりするときは、あらかじめボーイさんに「常温」で用意してもらうようお願いしておきましょう。モデルや女優の多くは「冷たいものを口にしない」といいます。身体のためにも美容のためにも常温でいただいて損は一切ありません。
キャバクラ店では、お客様からみても「キャバ嬢は寒そう」な環境だといいます。スーツのジャケットまで来ているお客様にとって快適な環境なのに、女の子の方が薄着=寒そう…となってしまうわけですね。 なので、気心の知れたお客様であれば甘えついでにいっそお客様のジャケットをお借りしましょう。男性にとって、意中の女の子が自分が身につけていたものを欲しがる…というシチュエーションは恋愛の理想のひとつです。指名を逃さないテクニックとしても十分に力を発揮することでしょう。 ただし、他の席にあなたの指名客が居る場合には見えないように配慮しましょう。
冷房で冷えすぎた室内と、夏の熱気との寒暖差で近年「冷房病(クーラー病)」になってしまうキャバ嬢が増えています。アナタも冷房病で体調を崩し稼げなくなってしまう前にしっかりと予防しましょう。 後述する対策は、冷房病に限らず風邪の時にも有効ですので是非試してみてください。
頭痛・肩こり・腰痛・腹痛・疲労感・食欲不振・不眠症・むくみ・肌荒れ・生理不順・便秘
冒頭でも書いた通り、基本的には寒暖差でおこってしまいます。人は、気温差が5℃以上ある場所を行き来すると、体温調整を行う自律神経が対応できなくなってしまい身体のあちこちに不調をきたしてしまいます。
夏にかぎらずですが、身体を冷やす物を食べない・飲まないのが一番です。夏は特に暑さを緩和するために家に帰ると冷たい飲み物を一気飲みしたり、おやつが全部アイスになったり、旬だからと夏野菜や果物をついつい摂り過ぎがちです。
体調が悪い時には控えめに、予防策としてはお風呂での対策が最も効果的です。 シャワーで済ませずにしっかりとお湯を張って湯船に浸かりましょう。また、入浴中に冷え改善のツボ押しをしたり、湯上がりにストレッチをするだけでも血行が促進され冷房病や風邪・冷え性の予防にもなります。
どんなに自分で予防をしてもどうしても行き渡らない部分も少なからず出てきます。そういう時は、整体や鍼灸・カイロプラクティックに通うこともおすすめします。筋肉や血行促進のことについてはプロ中のプロなので、食生活などでは緩和されない凝り固まった筋肉をほぐしてくれたり、身体の不調につながりやすい骨の歪みなどを正してくれます。