キャバ嬢あるある!キャバクラお仕事失敗談まとめ
初めてキャバ嬢のお仕事をする際、右も左も分からなくて困った。面接時に「合コン・コンパみたいな感じで大丈夫♪」って言われたのに違った…。経験者の場合でも、お店によって暗黙の了解や独自ルールがあって大変!なんてことがあるのがキャバクラの世界。今回は、キャバ嬢としてNGな接客や失敗談の数々をご紹介します。特にこれからキャバ嬢になろうという女性は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
やらかした!先輩キャバ嬢の失敗談
営業メールで失敗
本指名が取れるようになった頃、複数のお客様と同時進行でメールのやり取りをすることが増えました。ちゃんと確認していたつもりだったんですが、気の緩みもあったんでしょうね…お客様のお名前を間違えてしまって。優しい方で「こらこら、僕は◯田だよ~(笑)」って笑って許してくれたのが救いでした。(大阪市浪速区 21歳 キャバ嬢歴1年目)
着席時の挨拶で失敗
場内指名をいただいて、ニコニコ笑顔で「はじめまして~」って着席したんです。ところがなんと二度目のお客様!しかもお客様にこっそり言われるまで気がつかなかったんです。その場はなんとかごまかしましたが、それからは毎回お客様の特徴や名前をメモして覚えるようになりました。(大阪府堺市 23歳 キャバ嬢歴3年目)
指名客の接客中に失敗
キャバ嬢になって半年ほど経った頃、定職にも就こうと一般企業で事務の仕事もはじめました。日中はOL夜はキャバ嬢という二足のわらじを履いて頑張っていましたが、生活サイクルが変わったことで睡眠不足に。指名客の接客中に「ふぁ~」と大あくびをしてしまったんです。お客様には気づかれていませんでしたが、後でフロアマネージャーに怒られましたね。(大阪市中央区 25歳 キャバ嬢歴6年目)
キャスト同士の人間関係で失敗
前のお店はキャスト間でA子派とB美派みたいな派閥がありました。そのA子派とB美派で同じテーブルの接客をすることがあって、お互い喋らないし目も合わせない。そんなギスギスした関係がお客様にも伝わってたようで、そのときは場内指名が一切入りませんでした。派閥とか何の特も生まないし、口コミで広がってお店の評判も下がるし、キャストのレベルが高くても雰囲気の悪いお店で飲みたいとか思いませんよね。(兵庫県尼崎市 22歳 キャバ嬢歴3年目)
ヘルプ接客で失敗
人気キャストは同時に数名のお客様から指名を受け、あっちのテーブルこっちのテーブルと回ることもあります。そうなると指名キャストが居ない間の接客をヘルプで入ることも。ヘルプキャストは指名キャストのお客様に名刺を渡したり連絡先を交換しちゃダメって知らなくて、お客様に名刺が欲しいと言われて渡しちゃったんです。あとで本指名を受けていたキャバ嬢にこっぴどく叱られました…。(大阪市淀川区 20歳 キャバ嬢歴1年目)
キャバ嬢がやってはいけない9つの接客例
先輩キャバ嬢のさまざま失敗談をご紹介しましたが、そもそもキャバ嬢がやってはいけない接客というものがあります。誰しも失敗することはありますが、最低限のルールは知っておきましょう。
①同伴時にお客様より高いものを頼む
お店に行く前にお客様と外で会い、軽く食事などをしてから一緒にお店に行くことを「同伴」といいます。同伴料はもちろん、食事代もお客様が支払ってくれます。お客様は「好きなものを食べてね」なんて言ってくれるでしょう。とはいえ、ここぞ!とばかりに高いものを食べるのはNG。お客様より高いものは注文しないことが鉄則です。 例えばあなたが友だちに奢ってあげたとします。あなたは500円ほどの親子丼を頼んだのに対し、友だちが1000円以上の海鮮丼を頼んだとしたら、内心イラッとしますよね。 お客様から奢っていただくという姿勢がないと、いくら余裕のあるお客様でも教養のなさ・育ちの悪さにゲンナリしていまいます。 また、お客様に「思っていたより安く済んだな。」「気遣いのできるいい子だ。」など好印象を与えることができ、次の同伴・本指名に繋がりますよ。
②ドリンクを飲み干さずに席を立つ
時間がきたからと言って飲みかけのグラスを持って引っ込むのは相当印象が悪くなります。お客様からすれば「飲まんのかい!」とイラッとポイント。お客様にドリンクをいただいたら、必ず飲み干してから席を立ちましょう。
③ドリンクバック欲しさに飲みまくる
お店によってパーセントは異なりますが、お客様からドリンクをいただくと数割がドリンクバックとしてキャバ嬢のお給料になります。お客様は格好つけて「何か飲みなよ」と言ってくださいますが、喜々としてガバガバ飲みまくるのはNGです。お客様のペースに合わせて飲みましょう。 キャバ嬢のドリンクもお客様の支払いです。「どんだけ飲むねん!」「そんなに飲んでいいって言ってない。」とお客様は内心で思っています。気にせず飲みまくった結果、二度と来店してもらえない…ということも。
④話の腰を折る
自慢話が好きなお客様は数多くいます。むしろ自慢話がしたくて来店しているという方も。お客様が「こないだ◯◯に行って~」と話をはじめた時、「◯◯!私も好きなんですよ~♪◯◯ってあーだこーだ云々」と喋り出すキャバ嬢も少なくありません。しかしこれはお客様にとってマイナスポイント。印象は最悪です。基本は聞き役に徹すること!お客様が話をしているときは、気持ちよく話をしてもらいましょう。
⑤自己主張が激しい
お客様のなかには宗教や政治の話をする方もいます。野球やサッカーもそうですが、こういった話は個人の思想や考え方の違いによって世間でも論争が絶えませんよね。「△△派が!」「いいえ□□派です!」などと口論と化すケースがほとんどです。あなたの個人的意見・主張は心の奥に留めておきましょう。万が一あなたの考えを聞かれても「私には難しくって~●●さんは凄いですね~」などと、適当にごまかすのが吉。
⑥とりあえずカラオケを勧める
お客様がカラオケに熱中している間は楽です。ニコニコしながら適当に拍手をしておけば、あっという間に時間が過ぎていきます。いわゆる手抜き接客ですね。楽だからといってお客様に積極的にカラオケを勧めるのはやめましょう。カラオケが苦手という男性もいます。カラオケを勧めるのは歌いたがっているお客様だけにしましょう。
⑦お店の内部事情をお客様に話す
「お店めっちゃ暇で~」「こないだAちゃんが◯◯さんと旅行に行ってて~」など、お店に対する不満や他のキャストのマイナスになる情報を話すのはご法度。こうした話はお客様の口コミで広がり、お店や在籍キャストの評判を落としかねないため、内部事情を漏らすことは立派な裏切り行為と見なされます。 また、「体調が悪くてお腹を下してる」「借金返済が厳しい」「子どもや身内が~」など生活臭のする話もNG。色気も何もありませんし、お客様もそんな話を聞かされても楽しくありません。どうせなら「一緒に飲むと元気が出る!」「この子といると楽しいな♪」と思ってもらえる接客をしましょう。
⑧個人プレー・自己アピールばかりする
一人で来店されるお客様ならいいですが、複数名・団体で来られるお客様も多くいます。その場合、キャバ嬢も複数人で接客することになりますよね。そんなときに自分だけドリンクを貰おうとしたり、他のキャストが接客しているお客様に話をしたり名刺を渡して自己アピールはダメ、絶対。ドリンクをいただく際は「私たちも一緒に乾杯してもいいですか?」など、チームプレーであることを意識した接客を。
⑨酒乱
お酒が好きだからキャバ嬢になった!という女性もいますよね。別に悪いことではありません。しかし、酔っ払って暴れたり、お客様をバシバシ叩きながら一人で盛り上がるなどの酒乱は論外です。お店にはお酒が飲めないキャストのために、ノンアルコールのドリンクも用意されています。ちょっと酔ってきたなと思ったら、ノンアルコールのドリンクに切り替えましょう。
もし失敗してしまったらフォローを忘れずに!
キャバ嬢も人間です。どれだけ気をつけていても、失敗することはあるでしょう。そのときは誠心誠意謝り、しっかりフォローをすることが大切です。あとは少しだけ嘘をつくこと。お客様を喜ばせる嘘ならOK。たとえばお客様に送ったメールで名前を間違えてしまった場合、「名前を間違えてごめんなさい。実はお客様に送る営業メールをテンプレートで作っていて、さっきのは他のお客様に送ったテンプレートでした。実はフリック入力に慣れていなくて、間違って送ってしまって…本当にごめんなさい。」などと、真剣にミスを認めて謝ったうえで、あなたの方が特別で他のお客様とは違う大切な人だということを伝えれば、お客様の嫌な気持ちも減ります。 ささいな失敗でもキャバ嬢にとっては死活問題。そしてキャバ嬢のお仕事は夢を売ることだということと、もし失敗してもフォローを忘れないようにしましょう。