“嬢王”や“伝説”とも呼ばれる程のカリスマキャバ嬢になれるのはほんの一握りのキャストだけです。そんなカリスマに憧れ「自分もあんな風になりたい！」と思っている方も多いでしょう。売れっ子のキャバ嬢には生まれ持った素質があると言われます。もちろんそれも多少はあるでしょう。しかし、それだけでは売れっ子としてあり続ける事は不可能です。彼女達は陰で努力をしています。日々の努力無しでは、№１の座は維持できないのです。
彼女達の共通点は、まず素直である事。分からない事や疑問点があれば周りのスタッフやキャストに聞く。注意を受けたら素直に話を聞く。やる気があるか、学ぼうという姿勢があるか、向上心があるか。これは、周りの人間の目にはすぐに分かるものです。「この子はやる気がある子だな。」と思ってもらえる事で仕事もしやすくなります。
そして、アドバイスを貰ったら自分で実践してみる。これができるキャストは売れっ子になれる素質があると言えるでしょう。キャバクラという場所は、スタッフに愚痴を言ったり悪態をつくキャストは非常に多いですが、質問をしたり、素直に意見を聞く事ができるキャストというのはとても少ないものです。心のどこかで“キャストの方が立場は上だ”という考えがあるからでしょうね。お店の暇な時間帯や帰り際に、そっと聞いてみると良いでしょう。お店での疑問、お客様に関する相談等、どんどん聞いてコミュニケーションを取っていきましょう。
お客様との会話の中で、自分の分からない事や知らない事が出てくる時があると思います。そんな時に知ったかぶりをしたり、「分かりません。」とだけ返したりしてしまうのはあまり良い方法ではありません。知っているふりをしてしまうと、後々の会話で本当は知らなかった事がバレてしまう場合がある為です。また、「分かりません。」と言い切ってしまうと、お客様との会話が続かなくなってしまいがちです。
会話の中で分からない事があれば、「よく分からないので、教えて下さい。」と正直にお伝えしてしまうのが良いでしょう。見栄を張ったりせず、お客様に素直に聞くことで、お客様にも可愛らしい良い子だと思ってもらえます。男性は女性に頼られると嬉しいと感じる方が多く、「教えて下さい。」と言われるとどんどん話して下さる方が多いものです。
常に周囲への感謝の気持ちや思いやりを持っている事。ドラマに出てくるような性格の悪い腹黒キャストは、現実の世界では売れっ子であり続ける事は不可能でしょう。お客様にも、周りのスタッフやキャストにも、性格の悪さは露呈してしまうからです。さらに、仕事に対して力み過ぎず自らも楽しみながら働いている、そんなキャストが多いです。あれこれ頭で考え過ぎると、キャバ嬢という仕事はすぐにイヤになってしまいます。そんな様子はお客様にも伝わってしまうものです。柔らかさや余裕を感じさせるくらいの方が女性らしく見えますし、キャストの魅力が引き立ちます。
そして、意外とも思える彼女たちの共通点が整理整頓が上手い事です。普段からすっきりと整理整頓ができているキャストは、脳内も整理されているのでしょう。仕事においても接客中の会話においても、無駄がなく整理されているのです。部屋やバッグの中身が綺麗に整頓されているというあなたは、売れっ子の素質があるかも知れませんね。
皆さんの中には、キャバクラに勤務しているのは若いキャストばかりだと思っている方も多いのではないでしょうか？しかし、実際は30代のキャストが在籍しているお店も案外多いのです。ベテランだから仕事ができる、お客様をがっちり掴んでいる、という要因もありますが、売れているお姉さん達はみんな「落ち着いて接客している」という共通点があります。
お客様のお酒を作り、テーブルの上を常に綺麗に整理できている。基本的なお仕事をきちんとこなし、なおかつお客様との会話も途切れさせない。お客様のお話をじっと聞きながら、要所要所で上手く褒める。聞き上手であり、いつでも相手の立場に立って気遣いができるのです。お姉さん達は礼儀や作法など、大人としての常識やマナーをわきまえていました。お仕事に対するプロ意識も高いです。これは、まだ若いキャストさんにはあまり見られないとても大きな魅力なのです。若いキャストさんも、このようなお姉さん達の上品さや立ち居振る舞いを見習うと、より質の高い接客ができるのではないでしょうか。
もしも、あなたが本気で嬢王を目指すつもりならば、大阪の北新地や梅田、ミナミといった大都市のお店にチャレンジすべきです。これらの街は、どのお店もキャストのレベルが非常に高く、環境も決して楽をできるような場所ではありません。だからこそ毎日学べる事も多く、高みを目指すには絶好の場所です。そして、なるべく早い段階で、こういった環境に身を置く事をオススメします。 また、それぞれの街によって地域性やお客様の層に違いがあります。ですので、いくつかの街で体入をしてみて、働きやすい、自分に合っている、と感じる街を選びましょう。