お客様の本心は?男性心理を読んで営業メールやお触り対処に生かそう
この世には、男性と女性しかいません。そんな男女には、多くの違いがありますよね。体はもちろんですが、脳の仕組みも全く違うもの。女性が男性の思考を全て理解するというのは、はっきり言って無理でしょう。でも、男心というものが少しでも理解できれば今よりも売れっ子になれます。なかなか読めない男性の心理を少し分析してみました。
目次
営業メールにおける男性心理とは?
まず、男性は、多くの女性からモテたいと考えています。キャバクラに来られるお客様もそれは同じです。ですから、フリーのお客様には、出来るだけメールアドレスを聞いて差し上げるべきです。キャストから全然聞いてもらえないと「俺には興味無いのか…。」と、男性のプライドが傷付いてしまうのです。特に好みではない女の子からでも、連絡先を聞かれると嬉しいもの。一見めんどくさそうにしていても、内心ちょっと喜んでいたりします。
そして、名刺も頂けるようなら頂きましょう。特に、肩書きのあるお客様は、快く名刺交換をして下さる方が多いです。上司や接待などの付き合いでお店に来ただけで、キャバ嬢にアドレスを教えたくないというお客様もいらっしゃいますので、臨機応変に対応しましょう。
お客様とのやり取りについて
営業メールを送ってもお客様からの返信が無いのは珍しい事ではありません。忙しくて返信をしていられない、そもそもメールが面倒、すぐに返すのはプライドが許さないなどなどお客様によって様々です。キャストからのメールを読んで、そこで満足している人も多いのです。本当に迷惑だと思っていたら「もうメールしないで欲しい。」等の連絡が来たり、今の時代LINEが主流なのでブロックしたりするでしょう。なので未読のまま(ブロックされている可能性大)、メールを送るなといわれた以外は、お客様からの反応が無くても気にせずにメールを送っていいかと思います。
中には連絡を一切せずに、急にふらっとお店に来られるお客様もいらっしゃいます。筆者のお客様でも、元々メールの返信が少ない方がいらっしゃいました。「もう来ないのかな。」と思っていたのですが、何でもない日に急に来店された事がありました。ずっとメールを送り続けていたので、時間ができたときに思い出していただき来店につながったんです。お客様からのメールの返信がないと、大抵のキャストさんは、そこで連絡を止めてしまいます。その中で、いつまでもメールを送り続けられるキャストはお客様の印象に強く残るようになっていくのです。
そして、連絡をする頻度も、お客様によって変えてみましょう。「①自分を指名して定期的に通って下さるお客様」「②月に一度くらいのペースで来て下さるお客様」「③連絡は取っているけれど、まだ指名での来店がないお客様」といった風に、自分でランク付けして仕分けるのです。それぞれのランクによって連絡する頻度を変えます。
同じお客様と毎日のようにメールのやりとりをするのは、キャストにとって効率が良くないですしメリットがありません。お客様がメールだけで満足してしまい、お店には来ない、という事になりがちなのです。さらに、「この子はいつもメールしてくるけど、ヒマなのかな。」と思われてしまう危険性があります。そうなると、お店の外で会おうと誘われる事が多くなってしまいます。
ですから、 “私は忙しい、人気のキャストです!”という事をお客様に印象付ける事がポイントです。お店に来て下さらないお客様にメールや店外での時間を多く割く事は、自分が疲れてしまうだけで売上にはほとんど繋がりません。
下ネタを連発されたらどうする?
キャバクラのお客様には、実に様々な方がいらっしゃいます。紳士的でキャバクラでの遊び方を心得ていらっしゃるお客様が多いですが、中にはそうではないお客様もいらっしゃいますよね。特に厄介なのが、下ネタやお触りが酷いお客様です。そういったお客様についてしまった時、私達はどうすれば良いのでしょうか。
会話の中で、下ネタばかりを連発するお客様がいらっしゃいます。そんな時、あなたはどのように対応していますか? まず、下ネタが苦手なキャストさんに多いのですが、お客様に対してついイヤな顔をしてしまう事があります。これは、確実にお客様の機嫌を損ねてしまいます。中には怒り出す方もいらっしゃいます。心の中では「気持ち悪い!」と思ったとしても、表情は常に笑顔を崩さないように気を付けましょう。
また、苦手意識からオドオドしてしまったり、それとは逆に興味津々で下ネタに食い付いたりしてしまっても、あまり印象は良くないでしょう。オドオドしてしまうと、その反応が面白いからと、下ネタがエスカレートしてしまう事があります。また、楽しそうに話に乗ってしまうと、その場では盛り上がるかも知れませんが、女性として興味を持って頂く事が難しくなってしまうのです。下ネタを楽しそうに話す女性は、下品に見られてしまいます。
お客様の気分をそこねず、自分の品も下げない対応とは
「○○さんみたいな素敵な方がそんな事言うなんて、もったいないですよ。」と、お客様の事を褒めつつやんわりと注意をするといった方法です。この時は、あくまで笑顔で優しく、可愛らしく言う事がポイントです。このようにすれば、お客様の機嫌を損ねる事もありませんし、さり気なく止めて頂く事ができます。
お触りへの対処法
お触りも本当に困りものですよね。お触りが酷い為に、お店から出入り禁止にされてしまう方もいらっしゃいます。「高い料金を払ってるんだから、少しくらい触ったって良いだろ。」という考えの方もいらっしゃいます。そんなお客様も多いですから、お触りをされてしまって困っている、というキャストさんも多いのではないでしょうか。
では、具体的なお触りの対処法を考えてみましょう。まず、露出が多いとどうしても触られやすくなります。ですから、あまりに露出の激しいドレスは避けるようにしてみて下さい。また、上品な印象を付ける事ができるので、お店で禁止されていなければパンストを履く事もオススメです。そして、お触りをされそうだと感じたら、そのお客様の手を握ってしまいましょう。もしくは、腕を組んでしまう。こうすれば、お客様の手の自由を奪う事ができますね。それでも触ってくるような場合は、さすがにスタッフが止めに入ってくれるでしょう。
下ネタとお触りはなぜされる?お客様の心理。
下ネタやお触りが多いお客様には、いくつかのパターンがあります。「酔っ払ってしまっている方」「キャバクラはお触りをしても大丈夫なお店だと勘違いしている方」「キャストの反応を見て楽しんでいる方」「単に下ネタやお触りが好きな方」こういったお客様が多いでしょう。
また、キャストとの会話が上手くいかない、楽しくないと感じてしまう時にも多発する傾向にあります。どんな話をすれば良いのか分からない、キャストの話がつまらない、手持ち無沙汰だと感じた時に、簡単な下ネタやお触りという方向に向かってしまうようです。ですから、そのお客様が求めている会話を察知し、楽しんで頂く事ができれば、こういった事は回避する事が可能になってきます。お客様の下ネタやお触りは、キャバ嬢にとって本当に悩みの種ですよね。しかし、上手く対処する事ができれば、そこから良いお客様になっていく事もあります。 常に笑顔を意識して、可愛く賢く対処していきましょう!
男心は、本当に難しいものですよね。私自身も、日々勉強中です。皆さんも、お客様の男心を上手く刺激して、指名を獲得していきましょう!