夏に働くキャバ嬢必読!お酒を飲む前と後にできる熱中症対策

各地で毎日のように35℃を超える真夏日が続き、いつも以上の猛暑といわれる今年の夏。お酒を飲まなければならないキャバクラのお仕事は、しっかり対策をしておかないとお酒が原因で熱中症になってしまうこともあります。お酒を飲む前と飲んだ後にできる熱中症対策をして、この猛暑を乗り切りましょう。

目次

お酒を飲む前の対策

体調は整えておく

睡眠

一番始めやすい熱中症への対策は常に体調を整えておくことです。キャバクラで働いていると不規則な生活になってしまいがちですが、お酒を飲むにも体力が必要なので、夜はしっかりと寝て体力を回復しておきましょう。さらに、日中もジムに行くなど少しでも運動するようにして、お酒を飲んでも大丈夫な体にしておきましょう。ただし、運動直後の飲酒は脱水症状を起こす危険があるので、必ず1時間以上は開ける必要があります。また、この暑さでエアコンを使う方がほとんどかもしれませんが、外との気温差から風邪を引いたり、エアコンの風に当たりすぎて頭痛など体調不良を起こす人も多いので、体調に注意しながら使ってください。

毎日3食バランスのいい食事をする

暑くて食欲が落ち気味であっても毎日3食は食事をするようにしてください。夏はそうめんや冷や麦など手軽で食べやすい料理になりやすいですが、栄養が偏ってしまうのでなるべくいろんなメニューを作るようにしましょう。ビタミンやミネラルが豊富な夏野菜(オクラ、きゅうり、トマト、なす、ピーマンなど)は夏バテ予防に必要な栄養素がしっかり補給できるので、料理に含めることをオススメします。ただ、火を使う料理は室内の温度と湿度が上がるので、室内での熱中症に十分気をつけてください。

水分と塩分を適度に補給しておく

体調管理とご飯をしっかり食べる以外には、水分と塩分の補給もしっかりしておきましょう。外出時にはほとんどの方が気をつけていると思いますが、実はエアコンの効いた室内にいても知らないうちに水分と塩分が失われています。何の補給もせずにいると、仕事へ向かう途中や外出先で熱中症なってしまうこともあるので、室内だから大丈夫だと思っていても必ず水分と塩分は適度にとるようにしてください。スポーツドリンクや麦茶には水分と塩分以外にも効果的な成分が含まれているのでオススメです。ただし、スポーツドリンクは糖分が多く含まれているので、飲みすぎには注意してください。

こっそりフェイクドリンクに替えてもらう

色々と対策をしていても心配という方は、お店の人に頼んでこっそりとフェイクドリンクに替えてもらうという方法もあります。フェイクドリンクというのは体質や体調不良でお酒が飲めないキャバ嬢用に出されているノンアルコールのドリンクで、普段からお酒を飲んでて体調も全然問題ないという人でも注文はOK!酔う心配がなく、適度な水分補給にもなって熱中症対策につながります。現在は多くのお店で対応していますが、対応できないお店もあるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

お酒を飲んだ後の対策

しっかり水分を補給する

水分補給

熱中症対策の基本はしっかりと水分を補給することですが、今年のような猛暑は水分が足りないとすぐにダウンしてしまいます。でも、お酒で水分補給はできないので、お酒を飲んだ後はコップ1杯程度のお水をゆっくり飲むようにしてください。ロックやストレートなどアルコール度数が高いお酒を飲むときお口直しのチェイサーが一緒に出されるように、ビールやカクテルなど度数が低いお酒を飲むときにも出してもらいましょう。

体を冷やす

お酒を飲むと血行が良くなって体温が上がります。アルコールが抜けると自然と体温も下がりますが、まだアルコールが抜けきっていない体では帰り道や帰宅直後のエアコンが効いていない部屋で熱中症になるかもしれないので、帰る前には体を冷やして体温を下げるようにしてください。対策としてはアイスやフルーツを食べて体を冷やす、キャバクラで酔い覚ましに使われている冷たいおしぼりを体に当てるなどがあります。

飲み過ぎないようにする

売上げによってお給料が決まるキャバ嬢にはちょっとキツイかもしれませんが、夏はいつもよりお酒を飲み過ぎないようにしてください。暑さや冷房が影響して内臓機能が落ちやすく、特にアルコールを分解する肝臓の機能が落ちると、いつもなら全然飲める量でも翌日に二日酔いになっていたり、熱中症になることもあります。一番簡単な飲みすぎない方法は飲むペースを遅くして1日の量を減らすこと。お酒に強い人でもほろ酔い程度に留めておいてください。

水分補給のつもりでお酒を飲むのは絶対にダメ!

アルコールの水分補給厳禁

上でも軽く紹介しましたが、お酒では水分補給ができません。 飲んでいる直後こそ水分補給ができていますが、アルコールによる利尿作用とアルコール成分の分解のためにたくさんの水が必要で、しばらくすると飲んだ量以上の水分が体から出されてしまいます。それがもとで脱水症状や二日酔いになり、逆に熱中症になってしまうこともあります。お客様の中にはまだまだ「お酒は水分補給になる!」と間違った知識を持つ人がいるかもしれないので、お客様と自分を守るためにもこまめにお水を飲むようにしてください。

もし熱中症になってしまったら?

どれだけ対策をしていても熱中症になってしまう可能性はゼロとは言えません。もし、めまい・吐き気などの症状が出たら、すぐに涼しい場所に移動して冷えた飲料を飲んで体調がよくなるまでその場で安静にします。軽い場合はそれで症状が回復しますが、もし症状が回復しない場合はすぐに病院へ行くようにしてください。また、熱中症になった日は安全のためにお酒は控え、出勤日であったとしても休むようにしましょう

まとめ

記録的な暑さは9月まで続く見込みですが、暑さに負けないようお酒を飲む前後にできる対策をしっかりして熱中症にならないようにしましょう。 8月は閑散期で売上が心配かと思いますが、色々な対策をしていても体が弱くなりやすいので、無理にお酒を飲むのは禁物。自分の体を守ることが大切です。 それでも心配な方は、閑散期でも売上やノルマに縛られず、自分が出勤したい日に働けるキャバ派遣という働き方があることを覚えておいてください。

トップページへ戻る